地域の皆様へ
子育て情報誌「さくら」
「一人で子育てをしている。」と感じているおかあさんが多いようです。子育て情報誌「さくら」は、「より多くの情報を得て幅広い視野を持ち元気で明るく子育てをしてもらいたい」と願い制作活動を続けています。
活動目的
代表者の呼びかけによって始まった情報誌の制作。そこにはメンバー1人1人の、子育てを通して感じた事、強い思いが込められています。
現在新城市でも核家族が増え、「一人で子育てをしている。」と感じている
おかあさんが多いようです。そんな中、子育て情報誌さくらは、
「より多くの情報を得て幅広い視野を持ち元気で明るく子育てをしてもらいたい」と
願い制作活動を続けております。
これまでの活動内容
●平成19年10月
メンバーを募集 子育て情報誌「さくら」発足
●平成20年10月
子育て情報誌第1号 200部発行
・資金 青年会議所ふるさと基金
・配布先 第1子出産のご家庭に保健師を通じて無料配布
その他 協力機関(病院・保健センターなど)
●平成21年5月
子育て情報誌第2号/500部発行
・資金 広告を載せ広告料を頂く
・配布先 出産された全員に保健師を通じて無料配布、その他 協力機関(病院・保健センターなど)
募金箱の設置
一部の医療機関に情報誌とともに募金箱を置かせてもらっている
●平成21年10月
子育てママの交流会
フリーマーケットを開催
●平成22年2月
「母から子への愛の歌」制作発表
●平成22年6月
子育て情報誌第3号発行予定
インタビュー
編集長 阿部和子氏
「この地域の魅力」についてお尋ねいたします。
一言で言うと、人のつながりと溢れる自然ですね。
奥三河の豊かな自然を、目で見、肌に触れ、香りを感じ、地域の人々の温かさに包まれながら育っていく事は、親にとっても子どもにとっても、ここでしか味わえない素晴らしい経験に繋がっていくのではないでしょうか。
特にこの地域の人々は、のんびりとしていて本当に温かいのです。その上、私たちの活動に協力的で、応援をしてくれます。ですから、この奥三河には、地域を愛し発展を願い活動している市民団体が沢山あるのです。
「地域医療をサポートするきっかけ」についてお尋ねいたします。
子育て情報誌「さくら」は、新城に住んでいる子育て中のお母さんが孤立しないように、そして楽しく子育てができるように、子育てに関する情報をまとめ1冊の本にし、出産されたご家庭に配布しております。
内容の中心は医療情報で、市内の医療機関の一覧、休日・夜間診療所が詳しく載っています。
また市内の小児科専門医にご協力をいただき、子どもが発熱した場合に夜間や休日の医療機関にかかるべきかどうかのポイント等を見やすくまとめたものを掲載しました。この様な内容が、地域医療をサポートしているのだと思います。
「最近実感する医療情勢」についてお尋ねいたします。
最近子育てママの間でよく話題になるのが、二人目が欲しいんだけど、産む施設がない。早く予約しないと産めないらしいよ。里帰り出産が将来的にはできなくなるらしい。今度豊橋で出産するんだけど、遠いから家や子供の事が心配で‥‥それに行くまでに生まれてしまったらどうしよう。等々、不安ばかり。しかし、そうした不安に真剣にアドバイスをくれる保健師さんや、このような状態を何とか打開しようと頑張っている市の職員さんに支えられ、今、地域医療は成り立っているのだと思います。
そしてなにより、私たちの健康をいつも身近で支えてくれているお医者様が、温かくて優しい方が多く、とても頼れる存在であることは一番の強みであるといえます。
しかし、現在の医療情勢を考えておりますと、今後その大切なお医者様に大きなご負担をかけてしまうのではないかという不安を強く感じます
「地域医療サポーターとしての今後の取り組み」についてお尋ねいたします。
問・・・今、この奥三河医療の現状を改善する為に、医療従事者でもなく、政治家でもない子育て中の私達に、何が出来るのでしょうか?
答・・・一市民として、母親として、出来ることはいっぱいあります。そして、未来を築いてゆく子ども達の為に、今私達は行動しなければなりません。
これからの子育て情報誌「さくら」は、情報誌の発行を続け、奥三河医療の現状を皆様に伝え、疑問を投げかけてゆきながら、自分たちがその時に出来ることを、精一杯発信してゆきたいと考えます。