東三河北部地域の医療にかける想い
新城市作手診療所所長 前田英登氏
「作手診療所の魅力」についてお尋ねいたします。
地域との密接な連携により包括的な医療とケアが実現
隣の敷地に福祉施設虹の郷があり、虹の郷のスタッフやヘルパー、ケアマネージャーと毎週連絡会を行っており、情報を共有しているため、包括的な医療及びケアが行いやすい。
また、地区内の保育園、4つの小学校、中学校、高校のすべての学校医を担っており、インフルエンザなど疾病の流行の情報伝達や対策が早期に取ることができる。
「作手診療所の医療情勢」についてお尋ねいたします。
人員減で予防医療への取り組みが手薄に
作手診療所は、新城市作手地区のほぼ中央に位置しており、新城市民病院へは30分、岡崎、豊川市民病院へは1時間余りの場所に位置している。
平成20年度までは医師二人体制であったが、21年度より1人体制となったため、健康相談などの予防医療への取り組みが手薄になってしまっている。
「今後の作手診療所運営に関する取り組み」についてお尋ねいたします。
お年寄りのADL低下を防ぐためも包括的な医療・福祉を実践へ
地区内の人口は年々減少し3000人を割り込んでおり、高齢化率も40%に迫ってきている。
老人世帯も増加しているため、お年寄りの人がADLを低下させることなく、安心して暮らしていけるように、隣接する虹の郷とも協力して包括的な医療、福祉を実践していきたいと考えている。
新城作手診療所
愛知県新城市の新城作手診療所は、市が運営する公設の診療所です。へき地医療支援システムを導入し、愛知県がんセンター愛知病院・新城市民病院・県内へき地診療所と回線で結んでいます。画像伝送・テレビ会議を利用して専門医の診療支援を受け、医療の充実を図っています。診療科は、内科・消化器科・外科・小児科です。